お米の収穫を祝うトラクターのパレード

収穫を祝うトラクターと仮装行列

街中のお祭り騒ぎはひと段落しましたが、お米祭りはまだまだ続いています。




今週末は旧市街前の大通り(Boulevard Lices / Boulevard Victor-Hugo)でパレードが行われました。





フランスのお米文化が大豆や小麦などの穀物と葡萄に並ぶほど盛んになったのは19世紀初頭。

フランスの米の75%は、カマルグ(Camargue)の土地(15,000ヘクタール)で収穫されており、これはなんとフランス産米の99%に相当します。

アルル南に位置するカマルグは、アルルで二又に分岐したローヌ川と地中海に囲まれたフランス南部の三角州地帯で、ローヌ川による淡水の適度な食塩水を含む柔らかな土壌をもつため、お米の他にも塩の生産地として知られています。



パレードの主役は何といっても農作業用トラクター。
現在使用されていない古いモデルのトラクターが大きな音を立てながら大通りを走ります。




トラクターの後ろに引かれた荷台には、伝統的な衣装に仮装した農家の家族や団体、近隣の人たちが踊ったり、歌ったりしながらパレードを華やかに演出しています。






小さな子供からおばあちゃんまで家族総動員。


19代目お米大使も馬に乗って登場



この収穫祭パレード、最終的にはどのグループが一番美しい仮装だったかを競うのだそうです。


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